CCaslIIは,情報処理技術者試験の仮想コンピュータ「COMETII」,そのアセンブラ言語「CASLII」
のシミュレータです。アセンブラcaslasm,リンカcasllink ,シミュレータcaslsim ,デバッガcasldeb
,で構成されています。実際のアセンブラ、リンカ、デバッガと似たインタフェース、操作方法を
目標に開発しました。本格的なシミュレータに仕上がっています。
のシミュレータです。アセンブラcaslasm,リンカcasllink ,シミュレータcaslsim ,デバッガcasldeb
,で構成されています。実際のアセンブラ、リンカ、デバッガと似たインタフェース、操作方法を
目標に開発しました。本格的なシミュレータに仕上がっています。
特徴
主な特徴は次のとおりです。
- 情報処理技術者試験センター発行の「(CASLII)アセンブラ言語の仕様」に完全準拠です。
- 別々にアセンブルしたプログラムをリンクできます。つまり、モジュール別プログラミング
が可能です。 - アセンブル時におけるエラーは厳しくチェックします。
- 本格的なデバッガを備えています。
- デバッグにおいて、シンボリック(ラベルによる)デバッグができます。
- マイクロソフトのMASM、LINK,SYMDEBライクであり、これらに慣れた人に
とって非常に使いやすくなっています。 - このシミュレータに慣れた人は、実際のアセンブラ、リンカ、デバッガも簡単に使用できる
ようになるでしょう。
CCaslIIはフリーソフトです。
動作環境
32ビットWindows汎用(MS-DOSプロンプト、コマンドプロンプトから使用)です。ただし、
32ビットプログラムですので16ビットMS-DOSでは動作しません。
32ビットプログラムですので16ビットMS-DOSでは動作しません。
イメージ
ダウンロード
下のダウンロードをクリックしてください。
ダウンロード(ccasl409.zip 189KB)
ダウンロード(ccasl409.zip 189KB)
インストール
適当なディレクトリにccasl409.zipをコピーし、ccasl409.zipを解凍してください。使用方法は、
readme.txtをお読みください。例を挙げてわかりやすく説明しています。
readme.txtをお読みください。例を挙げてわかりやすく説明しています。
バージョン履歴
2003.11. 2 CCaslII Ver 4.09 公開
- 先行していたLinux版と同等のバージョンに上げました。
- Windows XPなどのコマンドプロンプトで色が正しく表示されない部分を修正しました。
2002. 9.27 CCaslII Ver 4.05 公開
- SUBAにおいてFRの変化が正しくない場合があるバグを修正しました。
LAD GR1,0 SUBA GR1,=-32768
これを実行するとFRのOFフラグは1となるべきだが0となっていた。
- 開発環境をC++Builder6 pro に変更しました。
- 平成13年5月25日発表の仕様変更(RPUSH,RPOPの追加)に対応しました。
2001. 4.21 CCaslII Ver 4.03 公開
- CPAとCPLにおいてFRの変化が正しくない場合があるという重大なバグをとりました。
- その他。
2001. 1.27 CCaslII Ver 4.02 公開
- ADDAとSUBAにおいて演算結果が0になる場合のFRのOFの変化が正しくないという重大なバグをとりました。
- その他。
2001. 1.20 CCaslII Ver 4.01 公開
- SUBAにおいてFRのOFの変化が正しくないという重大なバグをとりました。
- オペランド部がある時のコメント処理を仕様書とおりにしました。
(これは,印刷ミスと思っていました。ただ,個人的には;は必要と考えます。)
2000.12.26 CCaslII Ver 4.00 公開
- DosCasl,LinuxCaslをCASLIIへ対応させてCCaslIIとして公開。